妻です。 早速ですが『エスプレッソ・コーラ』という漫画をご存知でしょうか。

子どもの療育現場で働く人たちと、様々な障害を持つ子どもやその親たちとの関わりを描いた漫画です。 カドコミで連載中で、7/8に第1巻が発売されました。
以下のリンクから読めます。
https://comic-walker.com/detail/KC_008286_S/episodes/KC_0082860000200011_E
次に来るマンガ大賞2026にもノミネートしているので、知っている方も多いのではないかなと思います。
この漫画、元々は原作者のほっかむりゆり子先生がAmazonでインディーズ連載されているもので、そちらはかなり話が進んでいます。
娘を妊娠中にXで回ってきてこの漫画の存在を知り、産休中にインディーズ連載版を読みふけったのですがどの話も涙なしには読めませんでした。涙がほろり……とかのレベルじゃなく、嗚咽するレベルで泣けます。実際私は夫が寝ている隣で号泣しながら夜中に読み進めていました。
元々子どもが頑張る漫画に弱いこともあるんですが……子どもが一生懸命頑張っている姿って、ものすごーく勇気をもらえるなと思います。
この漫画に出てくる子どもたちはみんな何かしらのハンデを抱えていて、同年齢の子どもたちができていることがものすごく難しかったりします。
その上、子どもにももちろん心があるので「周りの子はできているのに恥ずかしい」「できないところを見られたくないからやりたくない」という気持ち、それにプライドもあります。障害の関係で、物事を事実通りに受け止められなかったりもして、それらがさらに彼・彼女らの成長を阻む……。
そんな子どもたちに真摯に向き合う大人がいて、子どもたちと一緒に頑張って、大人も子どもも諦めないで立ち向かった先に子どもの「できた!」があります。この「できた!」がもう本当に、涙腺に、きます。できなくても、涙腺に、きます。
子どもを持つ身としては、障害のある子どもを持つ親たちの気持ちにも共感し、涙することも多かったです。
障害のある子どものお世話は大変だし、外に出れば奇異の目で見られることもある。外から見ている人は「障害を持つ子どもとその親」として見るけれど、親は子どもの障害を受容しきれず葛藤する……。
個人的にはこの親の葛藤にすごくハッとさせられました。自分の子どもに障害があるだろうと思って子どもをつくる人なんてほとんどいなくて、当たり前に自分の子どもは健常児だと思って子どもをつくってるんだから、そりゃあ子どもに障害があることがわかったら動揺するし、「どうして自分の子が」「いつか良くなるんじゃないか」「本当は障害なんてないんじゃないか」と思うのって当たり前だよな、と。
子どものありのままを受け入れたい気持ちと、受け入れることが難しい気持ちと、両方あるよね、と思います(今のところ子どもに大きな障害が見当たらない私がこんなことを言うのも烏滸がましいですが)。
他にも、明らかに家庭に問題があるのに福祉に繋がれない、保育園での障害を持つ子どもへの対応への葛藤など、福祉についてもたくさん考えさせられる場面が多かったです。
子どもの目線、親の目線、子どもを取り巻く様々な大人の目線。色々な目線で障害のある子ども(とその親)を見つめる、やさしい漫画です。
本当はもっと良いところがたくさんたくさんある漫画なんですが、私の言語能力ではこれが限界でした。ぜひ漫画を読んで、私と一緒に号泣してください。
